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賃貸の不動産物件に入居する前にすべきこと

賃貸の不動産物件でよく起こる問題の代表格は、敷金トラブルです。
敷金から修繕費用を出すか否かは原状回復の必要性から決めるのが原則ですが、そのボーダーラインがあいまいであるためオーナーと借り手の間でもめ事に発展することが多いです。
退去時のトラブルを回避するためにとれる対策としては、入居時に物件内部をチェックして傷や汚れがないかをチェックし、写真に収めることです。
これをやっておけば賃貸物件からの退去時に提示された修繕の必要なところが本当に、自分が不具合を引き起こしたのか見極めることが可能になります。
不動産物件の中でも特に重点的に見るべきところは壁紙とフローリング、水回りです。
壁紙は小さなキズや汚れがあっても目立たなければそのまま貸すため、見つけたら写真にとっておくといいです。
フローリングも傷やヘコミが問題になることがあるので、家具を置く前にチェックするのがベターです。
なお壁紙もフローリングも日光による日焼けは原状回復の対象外です。
水回りのポイントはカビです。
お風呂やキッチンはシリコンコーキングを用いているところが多く、カビの繁殖地となってできた黒ずみがよく見られます。
黒ずみは小さくても、あとで問題になる金額が大きくなることもあるので、ここも写真に撮ることが欠かせません。

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